あにまんど速報

dアニメストア, hulu, Amazonプライムなど、VOD(ビデオオンデマンド)の配信動画でアニメ視聴してる人のための感想ブログです。

アニメ録画の消化が追いつかない、時間がないなら、考えるべきこと


【今期、VODで視聴中!】

VODでアニメ視聴する人のためのブログ「あにまんど」の管理人(@anime_VOD)です(`・ω・´)

管理人は学生のころ、1クールに20本も30本もアニメを見ていた時期がありましたが、いわゆる「社会人」になってから「アニメの消化が追いつかない」「見る時間がない」ことに悩んでいたんです。

でも、最近「あにまんど」の管理人はそんな悩みから解放されました。

今日はそんな話をしよう。あれは36万…いや、1万4000年前だったか(唐突なエルシャダイ自重しろ

社会人はアニメの「消化」が追いつかない

最初に言ったとおり、管理人はアニメの「消化」に悩んでいた時期がありました。

特に会社につとめはじめたころ、それが顕著でした。いまはその会社やめて半分ぐらいニートだけどね…(遠い目

「録画容量が足りない」

録画しても、視聴する時間がないからレコーダーの容量が足りなくなってくるんです。消化が追いつかないとも言っていいでしょう。

レコーダーの録画容量がなくなってくると、結局そのアニメを見ずに消してしまっていたし、そもそも実家にいた頃は家族が寝静まって、テレビを使わない深夜までアニメが見れませんでした。

そうなってくると、アニメを「消化」することに義務感が生じて、時間に追われる感覚にとらわれるんですよね。

惰性で「見なきゃいけない」

f:id:or_chard:20171013002422p:plain
アニメ消化に追われるオタク(イメージ図) (C)黒曜燐/comico/ススメ!ネト充プロジェクト

いつの間にか、アニメを「見たい」じゃなくてアニメを「見なきゃいけない」に変わっていました。

「惰性でアニメを見ていた」と言い換えてもいいでしょう。自分はやってないけど、OPED飛ばしとか倍速再生とかやってる人もいるよね。

はてなの匿名記事で「深夜アニメは早送り再生が当たり前じゃね?」ってのが出てきたりもしたけど、そういう人って多いのかも。

ともかく、アニメって本来は楽しむはずのためのものなのに、いつの間にかアニメを楽しめていない自分がいたんです。

むしろ、消化することにストレスを感じていたりもした。そこで「あれ、なんか違うな…」と、ふと気づきました。そもそもアニメは「消化」するものではないんだわ。

アニメって余暇に充てるはずのものなのに、いつの間にかアニメに時間を追われてるって姿、冷静に考えると逆説的すぎ。

悩みからの解放

アニメはいつから「消化するもの」「積むもの」になったのでしょうか?

最初にアニメにハマりたてのころ、果たして好きなアニメって「積む」ぐらいのモチベーションだったんでしょうか?

たぶん違いますよね。もっと熱狂していたし、もっと自由だったはず。

本当に好きなアニメなら、放送や配信後にすぐ見てたはず。食い入るようにリアルタイムで待機してる姿があったはず。

リアルタイムで見れなくても、放送の翌日には学校や職場で帰宅後のアニメ視聴を楽しみにして、時間が来たら喜び勇んで帰宅し、すぐにその作品を再生していたはずなんですよw

f:id:or_chard:20171030144546j:plain
帰宅ダッシュするオタク(イメージ図) © 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

もし、あなたがいまアニメの「消化」に悩んでるんだったら、原点に回帰すべきいいチャンスです。

「流行」という檻から脱せよ

あるとき、アニメは「消化」すべきものじゃないでしょって気づいた管理人は、1クールに20本も30本もアニメを見るのをやめた。

自分はいま1クール数本しか見ていません。この決断をするのはなかなか難しかったですよ。

だって、ネット上の住人の間では「オタクってのは1クールにたくさんのアニメを見ているべきだ」という規範意識がなんとなく醸成されているからね。

ちょうどこの記事を書いているいま(2017年11月)放送されている「アニメガタリズ」には、その典型的な人物が登場します(上井草有栖さん)。

しかし、これは悪しき傾向であると、150年ほど前に、とある人物がすでに言い当てています。その人の文を引用してみるので、早速読んでみましょう。

※長いので、流し読みでもいいっすw

彼ら*1は、上流社会全体の手綱を取ることに成功したのであるが、その秘訣は時代遅れにならない読書法に励むように、つまりいつも皆で同じ新しいものを読んで、会合の際の話題にこと欠かないように、上品な連中を訓練したことである。 …(中略)… 凡庸低俗な頭にも気がねせず、金だけを目当てに書きなぐる作家、言い換えれば、いつでもそのへんに掃き捨てるほどいる作家の新刊ものを、しょっちゅう彼らは読まなければならないと思っているのである。そのかわり、史上に残る稀有の天才の作品は、ただ名前だけを知っておけばよいとしている始末である。特に通俗的日刊新聞とはよくも思いついたものである。それは、趣味のよい読者から、真の文学作品にあてるべき時間を強奪する巧妙な手段であり、その強奪した時間を凡庸作家の日々の駄作に対する供物にしようとしている。
 
引用元:ショウペンハウエル「読書について」(斎藤忍随訳)132-133頁、岩波文庫、1960年。

これが書かれたのが150年以上前だとはにわかに信じがたい(ショウペンハウエルは1800年代に生きた人間です)。管理人が初めてこの本を読んだときは衝撃でした。

  • 金銭目当ての作家たちは、読者の貴重な強奪している
  • 時代遅れにならないように、話題作りのために新作を読ませている
  • 過去の名作は「名前だけ知っておけばいい」というスタンスである

彼が昔のドイツの文学界に対して言ってることが、まさに現代の日本のアニメ界においても当てはまりますよね。

「過去の名作は名前だけ知っておけばいい」なんてドキッとさせられます。それほど「今期のアニメはしっかりチェックしていなければならない」という規範の魔力は大きい。

f:id:or_chard:20171021215419p:plain
無知ゆえに叩かれるオタク(イメージ図) © 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

結局「ネット上の話題に遅れたくない」「友人との会話についていきたい」と思ってアニメを見ている節が、ないとは言い切れないでしょう。

しかし、それは時間を「強奪」されているのですよ。別に知らないアニメは「知らない」って開き直ればいいじゃない?

ショウペンハウエルの箴言はまだ続きます。ズバリ当たってるなという言葉も出てきます。

偽の文学は、学問あるいは詩によって生きる人々に営まれて疾走する。その当事者たちは大声に叫びちらす。それは毎年数千の作品を市場に送り出す。しかし二、三年たてば、人は問う。いったいあの作品はどこへ行ったか、あれほど早くから大声でもてはやされていたのに、その名声はどこへ去ったのかと。 
 
引用元:ショウペンハウエル「読書について」(斎藤忍随訳)137頁、岩波文庫、1960年。

この言葉の正しさは、数年間アニメを見てきた人なら経験的にわかるんじゃないでしょうか。

リアルタイムではある程度騒がれたアニメで、数年後まで「名作」として生き残っているアニメなんて限られてますよね?

だから「ああ、別に1クールに20本も見る必要なんてなかったんだ」って。そのことに気づいたとき、すっごく楽になりました。

問:本当に見る価値のあるものか?

たしかにどんなアニメを見たとしても、それなりの「おもしろさ」みたいなのはあります。

だから、1クールに視聴するアニメの本数を減らすのは難しいと思うかもしれない。

そこで、本数を絞るために「名作のみを見て、凡作は見ない」というスタンスに徹することをオススメしたい。

すると、何をもって「名作」とすればいいのだろうか?という疑問が当然生じることになる。

f:id:or_chard:20170426003033p:plain
名作の基準がわからず困惑するオタク(イメージ図) ©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

「名作」を選別する際の1つの尺度は「もう1度見直す価値のある作品であるかどうか」だと思います。

「反復は研究の母なり。」重要な書物はいかなるものでも、続けて二度読むべきである。それというのも、二度目になると、その事柄のつながりがより良く理解されるし、すでに結論を知っているので、重要な発端の部分も正しく理解されるからである。さらにまた、二度目には当然最初とは違った気分で読み、違った印象をうけるからである。つまり一つの対象を違った照明の中で見るような体験をするからである。 
 
引用元:ショウペンハウエル「読書について」(斎藤忍随訳)138頁、岩波文庫、1960年。

もし「1回見ただけでお腹いっぱい」って程度のアニメなら、最初から見る必要はないということ。最終回が終わったときに「うわー!これもう1回見たい!!」って思えるアニメなら名作だと思う。

2周したいなって思わせるようなアニメじゃなさそうなら、最初から見ないか、もしくは数話見た段階で視聴を止めるかすればいいでしょう。

有り体に言ってしまえば「ああ、量産型アニメだわ」って思った瞬間、見るのをやめればおk

ショウペンハウエルが言ったような「反復の重要性」は色んな人が説いていて、たとえば演出家や役者として活躍されている壤晴彦さん。

また、優れた役者である高垣彩陽さんは、名作を指して「自分の経験値を測れる作品」だと言っています。

「1年前に見たときには何も感じなかったセリフで、とても心を動かされたりする。5年後10年後には全く違う見え方になっている。」という旨のことを言っていました(※出典:高垣彩陽のあしたも晴レルヤ 2015.4.8. 放送分)。

f:id:or_chard:20170426003102p:plain
悩みから解放されたオタク(イメージ図) ©2016 伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

管理人も1クール20本以上見てたことがあります。

でも、あのときに「もう1度このアニメを見たい!」と思えたものが何本あるか?と聞かれると、ごく限られたものしか挙げることができません。

けだし、1クール20本も30本もアニメを「追う」行為は無意味である。

気が向いたときに、気が向いたアニメを見よう

そんなわけで、「流行アニメ」という檻に閉じ込められるのは、もうやめました。

むしろ、「名前だけ知っておけばいい」とか言われていたような、過去の名作にも目を向けることにしたんです。

本当におもしろいアニメなんだったら、「あー、有名だよねそれ」ぐらいの反応しかできないのはやっぱり悲しい*2

  • ふしぎの海のナディア
  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 機動戦士ガンダム
  • 攻殻機動隊
  • カードキャプターさくら
  • 交響詩篇エウレカセブン

などなど、これらが果たして「名作」なのかは知らないけど、まずは見てみる時間を作ろうと思います。というか「エウレカ」については実際に見てみましたw

少なくとも1クール数本に絞らなければこれらのアニメを「見よう」という気にすらなりませんでしたね。

新しい視聴スタイル

  • 旧作アニメを見るためにレンタルショップにいくのもめんどくさい
  • 気が向いたときに、気が向いたアニメを見たい(旧作も新作も)

そんなわけで、管理人はVOD(ビデオオンデマンド)、いわゆる「アニメ見放題サービス」を使うことにしたんですよね。そしたらこれがめっちゃ便利でしたw

  1. 録画容量を気にしなくていい
  2. そもそも録画していなくても見られる
  3. 外出先でも見られる
  4. 家族でテレビの戦争にならない

個人的には「アニメの録画」から解放されたのが革新的でした。 おかげでいま管理人の家にはHDDレコーダーがありませんw

新世代のオタクはもう録画なんてしない!(クソ煽り)

外出先で、タブレットやスマホを使ってアニメを見られる時代ですよ。

f:id:or_chard:20171019123235p:plain
ダイヤちゃんを何度でも拝める ©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

とりあえず自分は dアニメストアAmazonプライムhulu の3つに加入しています。以下、参考にどうぞ。

見たいと思ったアニメはだいたいこの3つで見ることができていますね。 2017年の秋アニメも見たいタイトルはバッチリ網羅。

秋アニメの視聴と並行して、いまは「CCさくら」「フルメタル・パニック!」も見ていますw

あとはYouTubeニコニコ動画のアニメ公式配信、GyaO!、それから最近めっちゃ存在感を増しているAbemaTVなんかもアリですね。

ビデオオンデマンドでアニメを楽しもう♪

はい、そこで、このブログができたわけですよ!!!11!!!1(食い気味に

当ブログ「あにまんど速報」は、VOD(ビデオオンデマンド)でアニメを視聴する人のためのブログです。

管理人は、TVリアルタイム視聴、地上波録画を捨てて、ネット配信のVOD(ビデオオンデマンド)でアニメを視聴するスタイルにチェンジしました。

十分すぎるほどアニメを楽しめていますよ♪

f:id:or_chard:20171111184947j:plain
画質もいいです (C)2017 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会

あなたも「ビデオオンデマンドでアニメを見る」ってスタイルに変えてみませんか?

そして、VODでアニメを見ているそこのあなたは、今日からよければごひいきに(^O^)

ではまた~ノシ

*1:引用者註:前後の文脈から「金銭目当ての、俗悪な三文文筆家、著作家」を指します。気になる人は原典読んでね。

*2:ちなみに、今まで見た中だと(あくまでも個人的には)まどマギ、コードギアス、グレンラガン、涼宮ハルヒ、エヴァ、たまこラブストーリー、楽園追放、電脳コイル…あたりが「名作」の範疇に入ってます。